IE9ピン留め


再生への道
虚極を致すこと、静を守ること篤し
万物は並び作りしも、吾は以って復るを観る
それ物の芸芸たりて、各々其の其の根に復帰す
根に帰るを静と曰い、是を命に復ると謂う
常を知るを明と曰い、常を知らざれば作して凶なり
常を知れば容なり、容は及はち公なり
公は及はち王なり、王は及はち天なり
天は及はち道なり、道は及はち久し
身を没するまで殆うからず


真意

人は無極になったとき、内面の葛藤が静まる

たとえ万物が混沌、複雑であっても、やがてすべては根源へ帰することを悟る

だから根源に帰ることを「静」といい、そこで再び命を得ることを「明」といい、

是を知らねば「凶」に転じる


自らの光明を知れば寛容となり、寛容となれば物事に公平となる

そのとき人は人となり、「天」に則して生きるようになる

「天」は「道」なり、「道」は「永遠の生命」なり

これを知るもの、一生危うきことなし。



*参考 人は内面の葛藤を超越し無に帰り
「静」を知ることで再生し、はじめて「人」らしく生きてゆけるのです



☆ くまた ☆
# by nersrch | 2009-05-18 22:44 | 老子道徳経

「一」を得ること
かつて「一」を得たものがいた
「一」を得ることで天は清まった
「一」を得ることで地は静まった
「一」を得ることで神は霊的になった
「一」を得ることで谷は満たされた
「一」を得ることで万物は生命を宿した
「一」を得ることで人は範となった

こうして全ては「一」によってひとつになった


真意

天は一を得て、地は清くなり
地清くなれば、神を下ろして安らかとなる
神安らかとなれば、霊は谷にあい
霊が谷にあえば、全てが満ちる
全てが満ちれば、万物が生まれ
万物が生まれれば、人ははじめて人となる
人が人となりし時、人は天下を正しく生きる

これ「道」の至りなり



*参考 
この章は、一句一句に意味があると同時に次の文にたたみかかることで
「真実の道」へ至るための隠された暗号文となっている

「一」とは、「陰」「陽」の相反するものが統合し「一」となり、「無」に戻ったことをさす。
その「無」が、さらなる次への扉となり、そこから新たなる宇宙へと新生する。



☆ くまた ☆
# by nersrch | 2009-05-17 19:30 | 老子道徳経

『老子道徳経』 第二章
第二章
天下みな美の美たるを知るも、斯れ悪のみ
みな善の善たるを知るも、斯れ不善のみ
故に有無相生じ、難易相成り、長短相形われ
高下相傾き、音声相和し、前後相随う
是を以って聖人は、無為の事を処し
不言の教えを行う

万物ここに作るも而も辞せず
生ずるも而も有とせず
為すとも而も恃まず
功成るも而も居らず
夫れ唯だ居らず、是を以って去らず


真意

美が美として認識されると、そこに醜いものが生じる
善が善として認識されると、そこに不善が生じる

有無、難易、長短、高低、前後も相反するが
やがて調和し「無」に帰る

雑音とメロディーさえも、やがて調和し「無」に帰る

故に陰と陽の二元性の真理を悟った者は
作為を持たず、多くを語らない

ものごとを生み出しても独占せず
成功も、それを頼りに名声を求めない

頼る気持ちがないために、常に自然の恵みがともにある

*参考 「無」、「道」、「玄牝」、「谷神」
表現は異なってもすべて実空間と虚空間の間にある特異点(ゼロポイント)を指すものである


☆ くまた ☆
# by nersrch | 2009-05-14 18:49 | 老子道徳経
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無為自然に

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『老子道徳経』を波動的観点から読み解く
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